陸上自衛隊の教育期間中の心構えについて徹底的に紹介します!

未来のひまわり 自衛隊

こんにちは、元陸自救急救命士のデージです!

現在陸上自衛隊で勤務している、そこのあなた!これから入隊を考えているあなた!

①「課程教育では良い成績取りたいけど、どうやったら上位の成績が取れるの・・」

「とりあえず、何事もなく教育が終われば良いから、目立ちたくない・・」

③「班長達にアピールしているのに、評価されないよ・・。何故なの・・。

今回は陸上自衛隊で行われる新隊員教育課程、陸曹教育課程中における自己の考え方や訓練に対する姿勢について、紹介します。

デージ
デージ

自己紹介欄にも記載していますが、私は陸上自衛隊時代に陸曹教育隊の前期で方面総監賞を貰いました。
その経験を踏まえ、お話します。

同期80名くらいいて、1番の成績でした。陸曹教育隊で上位の成績に入ると昇任のスピードが桁違いに早いです。この3か月の教育で自衛隊人生が決まるといっても過言ではありません。

初めに結論を伝えます。

今から伝える内容を理解出来れば、入校中の成績は確実に上がります。

成績のためもありますが、周りの同期をフォローする意識を持って下さい。


所属の中隊長の精神教育より役に立ちます。是非、最後まで読んで下さい

入校前の準備を確実に行おう

陸上自衛隊には様々な課程教育があります。新隊員教育(以下新教)、自動車教習、陸曹になるための教育隊(以下陸教)、中曹や上曹教育、そして各職種教育などですね。

入校が決まったら、まずやることは事前準備です。世間一般では準備8割という言葉があります。その名の通り、準備をしっかりと行わないと、いくら知識や技術があろうと上手くいかないことを指しています。
自衛隊では、物心両面の準備といいますよね。それくらい、準備が大事です。

何を準備すれば良いの?

それが一番気になりますよね。私の一番伝えやすい、陸曹教育隊入校前の準備について説明させて頂きます。

1.体力

まずは体力です。教育中、1日を通してひたすら動き続けます。休む暇はありません。体力といっても、ボディビルダーのような、見た目重視の筋肉は必要ありません

カモシカのようなしなやかな筋肉作りをしましょう筋持久力が必要なので、普段のランニング時にハイポートを意識して重めの鉄の棒を持ったり、ラックサックマーチを行ったりしましょう。

体力をつけていくだけで、必ず気持ちに余裕が生まれます。陸教で私は当時の体力検定で1番~3番くらいでした。お勧めのトレーニング方法は、腕立てを限界まで行った後に、バービートレーニングを行い、30mダッシュを入れることです。入校前、毎日やっていました。

体力は己と同期を助ける!

引用:陸自HP

続いて物品です。各入校先からの持参物品を指定されますよね?それは、確実に携行しましょう。一つも漏れず、携行しましょう。一つ忘れるだけで、焦ります。

例え、それが必要のない物品であっても自分だけ’持ってない’というだけで、焦ります。余裕がなくなり、教育がどうでも良くなってしまう可能性があるため、忘れ物はないようにしましょう。

2.物品の準備

指定されている物品以外で携行した方が良いと思う物は携行しましょう。いわゆる、便利グッズと呼ばれる物です。部隊の先輩に聞いたり、教育戻りの隊員に遠慮なく聞いてみましょう。

「教育中、必要物品以外で何か持って行った方が良いものある?便利な物とか。」と聞くだけで、持っていかないよりは良い成績が取れます気持ちに余裕がある=アドバンテージとなるので、遠慮なく聞いてみましょう!

3.知識とやる気

「え?勉強とか必要なの?」と思いませんでしたか?

必要です。知識は必ず必要です。陸上自衛隊の教育において、教官達が客観的に評価できることは限られてきます。各種検定結果、学科の結果が成績に反映されます。

特に、陸教では自衛隊課目が広範囲に出題され、暗記が出来るか出来ないかで順位が大きく変動します。成績上位の隊員は総じて、学科の成績が良いです。

ちなみに、表彰された同期達は成績上位者ばかりでした。では、何故学科が良いと上位に入れるかという疑問が沸くと思います。答えは簡単です。

学科に余裕があれば、他のことに目を向ける余裕が生まれるからです。学科の成績が良い隊員は、入校前に相当勉強してきます

履修前で学科がありますよね?あの出題される問題、ほぼ暗記してきます。実際、私は暗記していきました。暗記した結果、自分に余裕が生まれ、周りの隊員のサポートを行うことが出来ました。

ただし、履修前で行う内容では陸教では太刀打ち出来ないので、部隊で継承されている学科も当然の如く暗記していきましょう。入校中、暗記は無理です。そんな時間・余裕はありません。

体力・知識・やる気を備えて教育に臨みましょう!

入校中は班員を積極的に助けよう

各種教育中、教官・助教から追い込まれます。新教では、いかに周りの同期を助け・サポートをしているかを助教達は見ています。要は人間性の評価の面が強いです。

新教では滅多にないですが、非常呼集訓練があります。呼集時に装具を付けるのが遅い隊員、準備が遅い隊員がいます。

普通に考えれば、ササっと自分の準備をして、一目散に集合場所に到着した方が目立てるし、教官の評価は高いと思いますよね?それは、違います。

自分の準備をササっとして、周りの同期の装具を付けたり、準備したりするのを手伝う。その結果、遅くなり集合場所に遅れ、同期と一緒に助教に怒られる。

この行動を当たり前に出来る性格の持ち主・考えを持っている隊員が賞を取るに値するし、評価されます周りを見る余裕があるということは、常に目を配り行動している隊員の特徴です。

その隊員が遅れるということは、何かしらがあったと助教達は判断します。遅れた時は言い訳せず、素直に謝りましょう。あとで同期達がフォローしてくれます。心配無用です。

自衛隊は、個人プレーで成り立つ組織ではありません。各区隊・中隊・大隊・連隊・方面単位で動く組織です。同期達を大切にしましょう。

陸教に行く隊員は、上記の行動が当たり前に出来ると思います。

私は常に周りのことを考えて、行動していました。当然、成績上位を狙っていました。

陸教では新教と比べ物にならないくらい、時間的・精神的・肉体的に追い込まれます。

当然、同期も追い込まれ、自分も追い込まれる。そんな時こそ、周りをサポートしましょう。

同期を大事に!自分が困っている時は、絶対に同期も困っている!

区隊では程よく、目立とう

俺が!俺が!というのは、各種教育において、成績上位を狙っている隊員の考え方です。そういう隊員は、同期がイヤがり、助教達にその雰囲気は当然の如く伝わります。

表現は厳しい様ですが、個人プレーをしたいなら、別組織へ行くか民間会社へ羽ばたきましょう!自衛隊は横の繋がりが大事です。新教が終われれば、誰もが実感すると思います。

自分の区隊では程よく目立ちましょう。イメージとしてはオールマイティなプレーヤーが理想です。同期を大事にしましょう。

同期は一生の宝!

オールマイティプレーヤーを目指しましょう。同期は一生の宝です。

教官・助教に絶対媚びは売らない

成績を付けるのは誰でしょうか?そうです。教官・助教です。

はっきり言います。教官達は百戦錬磨、自衛隊教育におけるプロです。特にずっと教育隊にいる教官達は毎期学生を受け持ち、何百人と送り出しています。

私が陸教入校時の陸曹助教は学生の目を見れば、どんな学生か分かると言っていました。そして、少し話せば教育課程で上位を狙っているかどうか分かると言っています。それは、悪い方の意味です。

要は、媚び売り隊員は一瞬でバレます。断言します。媚びを売る隊員というのは、周りをサポートしようが学科・体力で良い成績を残そうが卒業時の賞に絡むことは出来ません。

何故なら、評価するのはあなたではなく、助教達だからです。

絶対に媚びの売るような言動や態度、行動をしないようにしましょう。

ただし、媚び売りと成績上位に入る学生は紙一重にあります。自己の性格を分析しどういう立ち回りが良いのか考えて下さい。

教官・助教に媚びを売らず、味方につけよう!

まとめ

  • 入校前準備は徹底的に行い、自分自身に余裕を持たしましょう。
  • 毎日、運動をして体力をつけよう。ボディビルダーのような筋肉は不要です。
  • 同期のことを一番に考え、教育に臨みましょう。教官達は班員をしっかり見ています。
  • 俺を見よ!俺に続け!の精神を持ち、教育に臨みましょう。
デージ
デージ

十人十色の考え方があります。上記はほんの一例ではありますが、私の経験をお伝えしました。

この考え方以外にも教育期間中はガツガツ行った方が良い、目立つように前にでろ!という意見も当然あります。自分の性格を理解し把握した上で行動して下さい。

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